美容室に来て行く服に良し悪しあるの??

お客様からご来店時に「今日こんな服着て来てしまってごめんなさい!」「この服大丈夫?」などと言われる事がありますが美容室に行く時に来て行く服装に良い悪いは有るのでしょうか?

まずは、美容室には、みんなどんな服装で行くのかを調べてみました。

結果は、「普段の服装」という人が90%近くいらっしゃいます。いつもよりラフ、いつもよりおしゃれして行くという人が10%弱と半々ずつでした。

いつもの服装で行く人が多いのは、やはり自分のいつもの雰囲気を伝えたいからが1番の理由だと思います。

せっかく作ったヘアスタイルが普段の自分の服装に合わないとちょっと残念ですし、自分の好みを伝えるひとつのフィルターでもありますよね!

いつもよりちょっとオシャレした服装で行く人は少しきれいめに仕上げて欲しい場合や、大人っぽく見せたい人が多いよう。また、育児の最中やコロナ禍でお家で仕事をされている方など、なかなか外出する機会もないのでちょっとおしゃれをしたいと思う人が多い様です。

いつも以上にラフな服装を選ぶという人は、首回りが開くようにしたりと、美容師さんがカットしやすいようにと考えたりサロンにいる時間をリラックスしたいと思っている場合も多い様です。

では美容院に行くときの服装の正解は。。。?

あくまでも美容院に来て頂く際の服装を美容師目線でご紹介。

また美容師と一口に言っても美容師それぞれ異なる意見や想い・個性を持っているのでこれが正解とは言いにくい部分もありますが是非参考にして服装選びをしてみて下さい。

ベーセーベージェーにご来店頂く時にオススメするのは「いつものイメージの服装」

多くの人が答えたように正解は「普段の服装」。まあ当然と言えば当然なのですが、服装はその人の趣味嗜好や今の気分を表す大きなポイントです。私たちはお客様がご来店になった時の印象や服装のタイプや素材や色や仕草や話し方などからそのお客様の印象や好みを判断しながらどんなヘアスタイルにしたいかをカウンセリング時に口頭で聞きながらも、細かいスタイルのディテールを考えています。ヘアスタイルは美容室を出ればお客様自身が自分自身の手でメンテナンスしなければいけませんので普段の自分を表現するのに一番相応しいいつも着ている服装でご来店ください。勿論今年はこんな服装にチャレンジしたいからそのイメージに似合うヘアスタイルにしたい!と言う様な場合も有ると思いますしいつもの自分とちょっとイメージを変えたいと言う場合もあると思いますのでその場合は是非カウンセリング時に遠慮なくご相談ください。

美容室では避けて頂ければありがたい服装

私たち美容師側からのちょっと困る、という服装もあります。(美容師あるあるですが・・・)

タ-トルネックやハイネック、襟の高い折りにくいシャツ

首回りが隠されてしまうとバランスがわかりにくかったり(首の長さや太さが見えない)ショートデザインの場合首回りのカットがとても切りにくくなります。

フ-ド付きのパ-カ-

後ろだけ厚みが出てしまうパ-カ-は、前と後ろとで長さの調整がしにくくなったりクロスをかけた際にフラットにならずきれいにカットがしにくくなりますので着ていかない方が良いと思われます。

ニットやベロアなどの素材の服

カットした髪が洋服に付かない様に最大限注意を払って施術していますが万一着いてしまった場合編み目に入ったりして取り除きにくくなります。

全体的に首回りや肩周りがゴワゴワしちゃいやすい物は避けて頂いた方が助かります。何よりシャンプーする際にとても邪魔になってしまう(涙)

服装だけでなくメイクやアクセサリーなども出来るだけ普段の自分らしさを表現して頂けるとイメージを共有しやすいと思います。

ベーセーベージェーではカウンセリングを大切にしてヘアデザインのゴールイメージを共有したいと取り組んでいます。遠慮なくなんでも相談してください!

林田ひろあき